ヘルスケアトータルソリューションズ株式会社

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栄養コラム

春の恵み「いちご」

No.15

2004年4月1日

管理栄養士 杉田 恭子

いよいよ春本番です!ぽかぽか陽気になり、家にいるのがもったいなくって、お散歩に出かけたくなりますよね。春になると植物も元気に成長を始め、美味しいものも増えてきます。みなさんは春の食べ物と言えば何を思い出すでしょうか?今回は美味しい春の果物「いちご」を取り上げてみたいと思います。

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<いちごの効能>

 1.高血圧予防効果
  カリウムが多く、血圧を下げる効果があります。

 2.美容と風邪予防
  ビタミンCが多量に含まれています。一般的な大きさの1粒15g程度のいちごを食べると
  10粒でほぼ成人が一日に必要とする所要量をとることが出来ます。 ビタミンCはお肌のト
  ラブル防止・改善や、活性酸素による老化を防止する抗酸化作用があります。また、免疫機
  能を高める働きもあり、風邪の予防に効果があります。07ilaa03

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<おいしいいちごを見分けるポイント>

果実の赤色が均一なもの。
表面につやがあるもの。
つぶつぶがたっているもの。
へたが緑色でみずみずしく張りのあるもの。

さらに、いちご狩りに行く場合は…
当日は雨でも、前日までに晴天が2、3日続いていると、
いちごがより甘くなっていますよ。

いちごをただ食べるだけではもったいない!ということで、
いちごのお酒をご紹介いたします。

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◆いちご酒◆glass1

【材料】
いちご
レモン
氷砂糖
35度 甲類焼酎(ホワイトリカー)
消毒用ホワイトリカー

1kg
4~5個
100~200g
1.8リットル
50ml程度

【作り方】

1) いちごはきれいにあらってザルにあげ、ざっと水気を切る。へたを取って一粒ずつ丁寧に
   キッチンペーパーやふきんで水分をふきとる。傷のあるものは痛む原因になるので取り除
   く。 レモンは表面の皮をむいて薄い輪切りにする。種は取り除いておく。

2) 漬け込む容器は熱湯をかけてよく洗い、軽く水気を切ってから乾いたキレイなふきんでしっ
   かり水気をふき取る。キレイにあらって食器乾燥機で乾燥させてもよい。消毒用のホワイト
   リカーを入れて瓶の中をまわし、全体にアルコールが行き渡ったら棄てる。

3) ①のいちご、氷砂糖を交互に瓶に入れ、レモンの薄切りを入れたらゆっくりとホワイトリカ
   ーを注ぐ。ラップをかけた上からふたをして密閉し、冷蔵庫で保存する。いちごの色がすっ
   かり抜けた10日~2週間目にいちごとレモンを取りだす。

4) いちごを取り出した頃から飲めるようになりますが、さらに3ヶ月から半年ほど置くと味が
   まろやかになります。

さらに…
取り出したいちごとレモンを使ってジャムを作ってみましょう!
漬け込んだいちごは白くなっていますが、加熱をすると元の赤色に戻るんですよ。

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◆いちごジャム◆

【材料】
いちご酒に漬けておいたいちご
いちご酒に漬けておいたレモン
砂糖

半分
1/4
200g(お好みによって調節して下さい)

【作り方】

1) 耐熱容器にいちご、スライスレモンの絞り汁を入れる。

2) 砂糖を加え電子レンジで20分加熱する。

3) 途中一旦レンジから出し、容器を揺すり溶けた砂糖といちごが混ざるようにし、
   加熱を続けます。これを加熱途中に3度程行います。

4) 加熱が完了したらできあがりです。