梅雨が明けるといよいよ夏本番!日本の夏の風 物詩と言えば…花火!あちらこちらで花火大会が行われ始めます。夏の夜空に咲く花火を楽しみながら「ぐいっと一杯!」がまた格別ですよね。でもくれぐれも 飲み過ぎ・食べ過ぎには注意です。今回はお酒をより楽しむためのおつまみについてご紹介致します。
アルコールの適量
一般的に成人の体重1kgあたりの1時間のアルコール処理能力はアルコール0.1gとされています。60kgの方で6g程度となります。よって、アルコー ル処理能力を考えると、一晩のアルコール適量は約20g程度となります。
これを各種のお酒に置き換えると以下のようになります。
ビール大瓶1本 | 日本酒1合 |
ウイスキーダブル1杯 | ワイングラス2杯(200ml) |
お酒とおつまみ
お酒好きには、おつまみは食べずにお酒だけ飲むという方もいらっしゃいますよね。
アルコールの分解は肝臓で行われています。そのとき肝臓の働きを助ける為には「たんぱく質」と「ビタミン」が必要です。
たんぱく質はダメージを受けた肝臓を修復するのを助けたり、胃壁を保護してくれる働きがあります。また、ビタミン類(特にB群、C、E)は、アセトアルデ ヒドの分解を促します。アセトアルデヒドとはアルコールが肝臓で分解されたときに発生する身体に有害な物質です。アセトアルデヒドの分解が追いつかなくな ると頭痛・吐き気・二日酔いとなってしまいます。
よって、お酒を飲む時には高たんぱく・高ビタミンのおつまみを一緒に食べることで肝臓の負担を減らすことができ、よりお酒を楽しめます。
おすすめのお酒とおつまみの組合せ
1食の目安は男性750kcal・女性600kcalです。
このカロリーに収まるお酒とおつまみの「おすすめ組合せ例」をご紹介いたします。
●高たんぱく高ビタミン献立●
1食あたりの栄養基準を満たしている栄養バランスのとれた献立です。
・おつまみ編(568kcal)
ビール大瓶 刺身の盛り合わせ 枝豆 冷奴 じゃがバター きのこのソテー 冷やしトマト もやしナムル | 1本 普通皿 1/2 小鉢1/2 1/3丁 1/2個 普通皿1/2 1/2個 小鉢1/2 |
・お食事編(720kcal)
日本酒 そうめん ほっけの塩焼き 肉じゃが ほうれん草のごま和え 野菜サラダ | 1合 1人前 1/2尾 小鉢1/2 小鉢1/2 1/2皿 |
※果物に含まれる果糖にもアルコール分解を助ける効果がありますので、飲んだ後などに
おすすめです。